2012/12/11

愉快な連中、アピールもする。



とまぁ、すごいのかすごくないのかわかんないけど、なんだか愉快。カメラワークに助けられているので横から見ると案外つまんないのかも知れない、という気もしなくもないけど、とりあえずこういうのは見たことがいなので、見ること自体は大変愉快。 

元トップアスリートのうちの兄さまが言うには、日本人はプロモーションしないからあかんねん、らしい。 
オリンピッククラスの選手ですら、活動資金が不足する日本は、社会全体としてスポーツに対する理解が足りない?みたいなことを言われることがある。これはある面では真実だけど、これは金を落とさない社会・会社だけの問題ではないうちの兄貴は言うとる。 

選手の側に、社会に対してアピールかだりないというのだ。自分たちがどんなことをしているのか、自分たちに資金援助することでどういうメリットがあるのか、そういうプレゼンをしない、選手の側にも問題があるという。 

今回の動画のように、何故トランポリンでこんなことをしなくてはイカンのか、ということは置いといて、とりあえず、俺達はこんなコトしてんだというメッセージはよく分かる。 

大雑把なくくりだけど、白人は変なスポーツをすぐ思いつく。変なかっこして崖から飛び降りてみたり、変なとこ走り回ってみたり。わざわざ凸凹のところをスキーで滑ってみたり。それ怖いだろうと、まさしくこいつら、恐怖の中枢が弱いてのもまんざら嘘でないのかもしれない。ちょっとスゲェてのも多い。 

日本人には、創造性が無いとは思わないけど、この種の「なんでこんな事やる必要があんの?」「なんか意味あんの?」ていうか「楽しいんだからええやん」系統の発想には、欧米には一歩劣る気がする。 
日本人はやっぱどらかというと、すでにあるものを精励させるこのほうが得意だ。枠の中で力を出しきるのが得意とも言えるかもれん。先人のお言葉には従うといいますか。 

んでわけのわからんスポーツをやってみるというのも面白いし、この変な思いつきに対して、社会に対してアピールしてくるのもおもしろい。この動画を見ると、なんかショッピングモールみたいなとこでもやってるし、体育館の中だけではなくて、いろんなところでやってるてのがわかる。 
こういうアピールは日本人はやっぱ苦手だけど、アップル社のようなおもしろいアイテムを世に出すにもこういうアピールに似た精神構造が開発には役立っているように思う。 

とりあえず、日本人のスポーツマンももっとアピールが必要な気はする。細々やるのもいいけど、みんなでやるのも楽しい。一緒にやる人が増えてくれるならそれはそれでいいじゃない。メジャゃーになったからこそ、今あなたがそのスポーツに辿りつけたのかもしれない。広報というと日本人にはおこがましく見えるが、そういう広報・普及をしてくれた先輩には感謝したい。そして後輩にもそれを伝えたい。 
ましてやトップアスリートの世界・プロスポーツの世界、はなおさらです。人が知らんものに金出すやつおらん。日本リ社会がスポーツに対して、とか言うてるだけじゃあかんのね。 

いまは、パソコンで簡単に映像の編集もできるし、情報発信も出来る。アピールするには敷居は低く、いいものならちゃんと広がる時代になったと思うよ。 
誰にでもできるんやで。映像の編集だって別にいらんねん。携帯で撮って流すだけでもええねん。 

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