2015/10/30

216円で、スーパーカブ110JA07丸目のハンドルカバーを作ったぞい

冬がローリングスキップしながら近づいてきます。防寒は対策は万全かね、諸君!!
よろしい!!ならば防寒だ!!

ドーン

ん!?なんだ。
ハンドルカバーです(自作)

 横から見るとこんな感じ

 右に至っては、ブレーキレバーはみ出しとる。
すまん、すまんなぁ、こんなんで。
だが材料費は216円だ。

ダサい・・・
と思った底のキミ、君は間違っている。
はっきり言って、こいつがダサいんじゃない。いや、ダサいか。だがしかし、

ハンドルカバー自体どれもダサいんだ!!!!

こいつのダサさはその範疇だっ!! もっと優しく見てくれ。何度でも言おう。
材料費は216円だ。ちょっと心動いただろう!?
カブ自体ダサい乗り物だ。ちょっとくらい気にせずダサくこうぜ。

そもそもカブは、ハンドルバーが露出してないので、どんなハンドルカバーでも付けられるわけではない。既存のかっこいいものでも、ステーとか多用してるとどうもダサくなってくる。ステーで遠ざけると効果も薄くなるしますます継ぎ接ぎ感がてる。そういう難しいバイクなんだよ!!!




はい、作り方。
元は、柔らかい植木鉢です。買ったのはキャンドウかセリア。ダイソーではないがあるかもしれない。

こんな商品名だ。ほら、MADE IN JAPANだ。勇気でてきただろう!? 

軽くて丈夫で、その割には加工しやすい。けっこうイケてる素材です。60kmの風に負けなければいい素材ならダイソーにたくさんありますので、他にも探してみると良いでしょう。
買ったナイフでもスーッと切れますし、ハサミでも簡単に切れます。

 まず側面を切り開きます。いきなり1/2も切ってしまうとやり過ぎです。柔らかいので取り付けてからでもカットできます。まずは1/3くらいを切りましょう。私の場合は鉢に取っ手がついていました。取っ手部分はやや分厚く作られているため、ここを活かせるように残しており、切ったのは最後です。実際にミラーとの固定に使いました。
ラッキーな事に私が買った鉢には底の中央に丸いくぼみがありました。この窪にそって底に穴を開けます。その穴に向かって切れ込みを入れます。


カブはハンドルのグリップとグリップエンドが独立しています。その隙間に底面の穴を合わせるのです。グリップエンドの内側なので、バイクの幅も変わりません。
本当は、グリップエンドが外せればよかったのですが、チャレンジしたところめちゃくちゃ硬くて、回らず。また実家に帰った時に優れて工具で緩めるとして、今回は切れ込みで差し込みました。

切れ込みは、二箇所をタイラップで固定です。

さてカバーを止める場所は三箇所です。
  1. グリップとグリップエンドの間
  2. 上は、ミラーのところ
  3. 下はも固定しますが、これは後でくわしく。


ふたつ目の固定ポイント、上側はミラーのボルトを使います。
はじめはネジと同じ径の穴を開けてネジの頭とカブ本体で挟み込むつもりでしたが、これはやめました。というのも、素材が柔らかいので、ミラーを固定するトルクで挟み込んでいくといかにもカバーのほうが引きちぎられそうな感じだったからです。ですので、ミラー固定用の穴を大きくしてネジ頭のサイズとしました。
穴はハンダゴテで焼いて開けました。縁がちょっと分厚くなって良い感じです。

どうせミラーのカバーが上に乗るのでよく隠れます。グラグラしない程度の穴をあけます。
このミラー固定穴のすぐ横には、鉢の取っ手があった場所なので気持ち素材が分厚くなっています。次の写真にちょっと写っている出っ張りがそれです。丈夫にするためにちょっと残しています。


次に整形です。
ミラーの穴に固定すると、そのままではウインカーとぶつかりますので、ここを丸く削ります。柔らかい素材なので、グッリプエンドとミラーで固定したままで成形できます。カッターナイフで少しずつ削っていきます。カバーが変な形に押されない程度に、干渉しないところまで何度も削ります。もちろん削り過ぎると隙間風の元になるので慎重にやりましょう。
(ちなみに、写真くらいの隙間なら、ほとんど風が来ません。少しはきますよ。)

さて問題の右側です。なんせコチラにはブレーキレバーがあります。
ぷっ、だっさwwwくっさっwww

付けてから気が付きましたが、コチラ側は鉢底面の穴を中央ではなく、レバー分話して開ければよかったかもしれません。私の場合は中央に開けてしまったので、もう強行します。

レバーを飛び出させる穴を開けます。
ブレーキですから、ちょっとでも干渉があっては危険です。かといって開け過ぎたら寒そうです。
このレバーの穴は、ウインカー部分を削ってから行ったほうが良いでしょう。レバーを先にしてしまうと、ウインカー部分を削ってからカバーが収まると穴の位置が変わります。だから、レバー側は最低限の穴を開けて、先にウインカー側を削ります。

結論から言いますと、握りやすさと防寒性はこの写真の通りの付け方で両立出来ました。
レバーの握り始めにカバーが手には当たりますが、全くと言っていいほど操作に支障がないので自分でも驚いています。またブレーキの事前順部を要する場合は、四指で軽く握っている状態でも、ブレーキの遊びがあるので、ブレーキの制動はまだ起こらずという状態で運転できています。

最後に下側の固定です。ここを固定しないとたぶんバタバタと風でなびきます。
まず右側、コチラは簡単です。アクセル用のパイプがあるからコチラにタイラップで固定します。

こんな感じですな。カバーが柔らかいのでパイプには特に負担はかかっていないようです。

左側はこのようなものがないので、グリップと本体の間にステンレスの針金で固定しました。

下から覗くとこんな感じ。細い針金なのでカバーが千切れたら悲しい。カットして余ったカバーで補強しときました。


これで三点が留まりました。もともとの鉢の形も行かされているのでかなり強固に固定されています。バタバタなびくところはありません。

さてこのままでは寂しいので、底面の縁にそって赤いマジックでラインでも引いておきましょう。

どうよ、グッとしまっただろう!?


というわけで完成です。

さて実際の使い心地はどうでしょうか。
めっちゃ暖かい!!!!
こんなに違うなんて。びっくりするほど違うのね。
ウインカー寄りの親指側は多少風が入ってきますが、それでも全然違います。小指側なんて全く寒くありません。
不思議な事に、ブレーキレバー用の穴からは案外風が入ってきませんね。レバー自体が風を防いでくれているようです。


大成功!!!満足してます!!!
作業時間は一時間弱。やるなら寒くなる前にどうぞ!!

そんなダサいもん付けなくても、暖かい手袋すりゃいいやんとか思ったそこのキミ、豆腐の平面に頭でもぶつけて地獄に落ちろ!! 大正義ハンドルカバーはまじでいいのよハート


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