2013/03/27

携帯用ミニ万年筆 パイロットのPeTiT1 ペチット1

 東急ハンズ文房具エリアで小さな万熱筆を見つけたので買ってしまった。
携帯用には調度良いサイズ。最近は万年筆にもこういうプラスチックの安い製品があって良い。万年筆というと筆器の中ではちょっと格が高いという印象だけど、こういういったお手軽なラインナップも悪くない。というかむしろこういうのが好き。


  キャップをした状態だとこのサイズ。実測11cmといったところか。手帳と相性のいいサイズだ。


 キャップを返して筆記状態。実測13.5cmほど。数字で見るとあまり長くなっていないように思われるが、見た目はとても長くなったように見える。



手持つと こんな感じ。不自由はない長さといえる。


横から見るとこんな感じ。


二ヶ月ほど使ってみた感想としては、書いた感じは悪くない。万年筆を使ってみたいが、どんなのを買えばいいのかわからないという人はこういうのから始めてもいいかもしれない。
ちょっと気になったのは、他の万年筆よりも、使ってない状態で置いといた時の若干インクの減りが早い気がする。これはもうちょっと改善を希望したいところ。ただ、いざ書こうと思ったら「もう無いのか酔っ!!」て言いたくなるほど減るわけではない。使わなくても減っていくのは万年筆の仕様だしね。インクカートリッジは三本で100円なので、コスト的には気にする必要はない。

ペチット1はカラーラインナップもいろいろで見た目にも楽しい。お値段は一本200円と迷う価格ではない。余談だけど、これを買う際に、横浜ハンズで試筆させてもらうおうとしたら、試筆用の当品にすでにインクがなくなっていた。上記の通りインクが飛びやすいので、試筆用に置いておくとすぐなくっなってしまうのかも? 
どうしようか悩んだのだけど、きっと他のお客さんの購買意欲にも関わるし、店のためにもなるだろうと、何より自分が試したかったので店員さんに「インクが・・・」と言ってみた。しばらくしてわざわざ商品だなのインクから新しいのをつけてくれたので、これはもう買うしか無いと思い購入。横浜ハンズさん、ありがとう。購入で後悔はしていません。


万年筆は今となってはどちらかと言うと不便な道具だと思う。どんどんインクは減るし、インク量の調節は微妙だし、しばらく書かないとインクが染み出すのに数秒かかるし。明らかに道具としてはイマイチな過去のものだ。

しかし万年筆の独特な書き味はやはり見逃せない。かっこ良く万年筆を使えるようになりたいものだ。

    



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