寒くなってくると今年の暖房は、コストのよい暖房は何だろうと考え始めます。毎年様々なものを試すわけですが、今年もそんな季節がやって参りました。
今年はまずこれになりました。以前より気になっていたUSB給電の電気ブランケット、電気ひざ掛け。USB程度の電力でどれくらい暖かくなるのか気になりますが、物は試し、2つほど買ってみました。
一つ目はELECOMのもの。ヨドバシカメラで1280円でした。
大きな箱です。ええ、大きすぎました。
大きなブランケットが入っていると思わせるためでしょうか。ELECOMてこんなセコイ会社っでしたっけ。
ともあれ商品。箱の裏側はこのようになっています。
ブランケット自体は40*85cmですが、全面があたたまるわけではなく1/6ほどの面積のみが温まります。ちょっと衝撃を受けましたが、足にかけるとしても側面や脛の方もブランケットが覆ってくれるとそれだけでも温かいので、大きいことは助かります。
ブランケット本体。
手間の枠の中が温まります。ここにはポケットが付いてい手を入れるとより暖まることがでる(らしい)。
ELECOMのブランケットはUSBコードの途中にスイッチがあります。USBブランケットの中には、USBの抜き差しをスイッチの代わりとしている商品も多いようですが、それだと不便そうなので私はスイッチ付きを選択しました。
スイッチを入れると赤いランプが点灯します。スイッチBOX自体が薄めの素材なので全方位で点灯していることがわかる優れものですw
コチラにも詳しく書かれています。
さて、実際の使用感、暖かさについてですが、
特徴としましては、USBソケットが二つ付いています。ですので二口分の電力を利用できるということ。もちろん一口でも稼働はしますが、たしかに二つ繋いだほうが温かい(あたりまえか)。ブランケットを暖かくなる部位が内部になるように畳み込んで、その中に温度計を置いてみると35-6℃といったところでした。思ったほど高くないんです。室温は19-20度ほど。
暖かくなる部位が狭いので実質的にはお股の部分がじんわり温かくなる感じです。安い低温カイロ小俣にはさんでいるような感じです。正直ちょっと物足りないです。むしろ温かい中央に足を寄せているので内股がちょっと疲れてくる・・・。足には向かいなのかもしれません、この商品。提案されている方にかけるほうがよいのかも。
説明では10分で最高温度に達するとなっているのですが、ついつい「いつになったら最高温度になるのだ」と時計と睨めっこしてしまいます。
さらに調子に乗ってもう一つプラダ社の「USBウォームブランケット」をアマゾンで購入。コチラは980円に送料500円で1480円でした。
パッケージ。裏表同じです。
このブランケットのサイズは60*45cmです。
こちらもスイッチ付きです。スイッチはブランケットの端に固定されているタイプで、こちらにもLEDでON/OFFを確認できます。
膝にかけてみるとちよっと小さい印象。大腿を覆うには十分なのですが、ちよっともぞもぞするとずれてしまいます。何か工夫が必要です。
プラダのブランケットは特に暖かくなる部位についての記載はありませんが中央部分が暖かくなっています。上の写真でいうと、左右の端っこは温まらないようです。前後軸については両端まで暖まっている、気がします。総じて1/2の面積が温まる感じです。
体感的にはコチラのほうが暖かく感じます。ELECOM同様の方法で温度測定してみると34℃くらい。測定値はコチラのほうが低いでうようです。USB端子は一口なのでこれは当然なのかも。とはいえ前述のとおり体感的にはコチラのほうが温かい不思議。室温は19-20度です。
仕様では温度は最高で40±2℃ということになっています。外気温によってことなるともちろん注書きはあります。
最後に両方を使ってみたUSBあったかブランケットの感想ですが。どちらも寒い。これだけで冬をしのぐことは無謀に辛い気がします。
性能的には、
フラダ > ELECOM >> 普通のブランケット
でありました。普通の無加温ブランケットよりは温かい、それは間違いありません。しかし人によっては中途半端な加温のお陰で余計に寒さを実感してしまうこともあるかもしれません。それほど中途半端な加温であります。こりゃ流行らんわけだ・・・。やはり電気による加温というのは比較的エネルギー変換が高いものですから、かけた電力量が小さいと加温も小さいですね。会ったかと言うよりもまさに生温い。
ただし、このUSBブランケットの上に何かもう一枚ブランケット等をかけておくとそれなりに温かさを実感できるようになります。この使い方であれば悪く無いですね。
しかし二枚をかけているとシワやヨレが気になりますのでオフィスなどで多少電気代が気にならないような所で使うなら普通の電気ブランケットの方が断然使い勝手がよさそうです。
もしくはもともと空調がしっかりしている所でちょっとした調節程度手の仕様であれば使いやすいのかもしれません。
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