2011/11/16

シンプルな線香立てと自作線香鋏

線香立てについてです。
その場所その日によって違いますが特に気に入っているものを三点。


右から、立方体の線香立て。京都の烏丸での購入だったと思います。
立方体ですから、三対の面があるわけですがその三面全ての穴の大きさが異なるというところがポイントです。とても小さいですがシンプルなデザインの中にあるアイデアがたまりません。

中央は単純に蓮の香立てですが、仏門と関係の深い蓮というだけで気に入っています。

左の香立ては球状の香立てです。嵯峨野嵐山で買いました。
 このように、球体が台座に乗る形となっています。


 球体ですので、香の向きが自由自在です。このように斜めににしても良いですし、

このように立てておいても良い感じです。同じアイテムでも、その場の雰囲気で使い分けられのが面白いですね。

また無くしてしまいましたが、大和の薬師寺で購入した150円の円錐形の香立てはとても小さくて質素で良いものでした。また訪れた際は購入したいです。



とはいっても、私が自宅で日常的に使っている線香立ては自作のこれです。
香立てと言わず香鋏というべきか、どこにでもある洗濯ばさみを二つ使います。

白い洗濯ばさみに穴を開けて、青い洗濯ばさみの金具に通しています。青い洗濯ばさみをゴミ箱の縁に挟み、白い洗濯ばさみで線香をはさみます。

 これだと、線香の灰がゴミ箱にそのまま落ちて行くので楽ちんです。風情はないのですが、気が向いたら直ぐにさせる手軽さがあります。

線香を挟む洗濯ばさみはプラスチックにすると熱でやや溶けてしまい、最後にプラスチックの焼けた匂いが出ますので、このような木製がおすすめです。焼けてはいますが、これでも何年も使っています。ご存知の通り、最近の線香はちょっとした接触で火は消えてしまいますので、これでも必ず火は消えます。はさんでいる部分は線香が残りますので高価な線香には向かないでしょう。

以前、ドイツで純銀無垢製の洗濯ばさみを買ってきたのにそれをなくしてしまい、まさにこれに使えばかっこいいのではと思っています。残念。


    


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